ド近眼がメガネを新調する話
まずわたし目が悪いんです。ド近眼ってやつですね。
裸眼だと何も見えません。酔っ払って帰ってきた次の日の朝、メガネが所定の位置にないと探すのにメガネが必要ってくらいに悪いです。
色気付いてた若い時にはコンタクトにしていたこともありますがドライアイなので結局メガネに帰ってきました。
レーシック?そういう怖いことはビビりのわたしにはできません・・・。
そんななんですが長年愛用していたメガネはフレームもレンズコーティングも相当痛んできて、度数的には問題ないのですが見た目が人前に出るのを躊躇してしまうくらい切ない感じになってて新調することにしました。
横浜に住んでた時に作ったクロムハーツのブラウン×アイボリーのセルフレームなメガネで愛着あったんですけどねぇ。
さて今までウェリントンタイプのメガネをかけていたので違う形のメガネも考えてみようと思いメガネ暦数十年なわたしですが復習の意味でも色々調べてみました。
メガネといえば鯖江ってことで
基本的にメガネ顔なんでだいたい何かけてもしっくりするんですが
わたしの場合ド近眼なのでまずリム無しやメタルフレームが候補から外れます・・・。
次に玉型(レンズの横幅)が大きな物も候補外に・・・。
まぁつまり玉型のサイズが小さい物でないと横に大きければ大きいほど端のレンズ厚が大きくなってフレームからはみ出して不恰好になるので選べないんですよね。それでもわたしの場合はレンズは結構な厚さになるのでフレーム自体に厚さのあるセルフレームを選ぶことになります。
また近視が強いと玉型のサイズが大きいと横幅が増えることで正面から自分の顔を見た時、レンズの屈折で本来の顔の輪郭とレンズを通した輪郭の段差がはっきり映りこんだりしますね。玉型を小さくすることで真正面はある程度気にならない程度になったりします。こちらは自分の場合小さくしようが段差がはっきり出てしまうので気にしないようにしてます・・・。メガネかけると目が小さくとかもどうしようもないし・・・。
「ウェリントン以外っていうとやっぱボストンタイプかなぁ」とか
「レンズの横厚を目立たなくさせるならウルトラセブンみたいなやつかなぁ」とか
漠然と考えながら地元のメガネ屋さん行って試着させてもらったんですが、自分のウェリントンの似合わなさに愕然としました・・・。なんでもそれなりにかけられると思ってたんだけどなぁ。ウルトラアイは自分の服装にあんまり合わない感じ。
もうちょっとかっちり目がいいかなと候補になったのはブロウタイプでした。
候補はこの2つ
オリバーピープルズのHENDON
さんざん書いといてセルとメタルのコンビなんですがブロウということでフレームにけっこうなインパクトがあるからレンズ厚が悪目立ちしないということと、これならわたしの度のレンズもはめられるということで選びました。
HENDONは一見オーソドックスなんですがウェリントンとボストンの特徴を合わせた形で、丸みがあるので無骨なブロウタイプでも柔らかみがあります。
vernonはブロウが若干釣り目になっているので逆に少し攻撃的で、色がブラックだとかなりキツそうですがこちらのスモーキーの場合それも少し和らぐ感じでしょうか。
プライベートでだけでかけるならどちらも全然ありなのですが、会社勤めではないとはいえ仕事上人と会うことを考慮してHENDONの方を選ぶことにしました。
HENDONさんしばらくよろしくね!
(とはいえvernonもいつか欲しい。レンズに薄い色を入れたら調子良さそう。)
ただやっぱりド近眼マンとしてはレンズの価格がけっこう高くてフレームと同額かそれ以上する・・・。わたしは実際安価なレンズでも構わなかったりするんだけど、それだとものすごくレンズが厚くなってしまうので、それなりなセイコーとかのメーカー製で薄型非球面の中の上位のランクのレンズを選ばないといけなくなります。確かに良いレンズの方が視界がはっきり見えたりはするんだけど、正直自分がメガネを買う時はレンズの厚さくらいしか気にしてないし、一式の価格を考えるとちょこちょこ買い換えたり買い足すなんてのは気軽にできないなぁ。
欲しいようなかっこいいメガネのブランドを扱っているメガネ屋さんだとレンズ代が馬鹿にならず、レンズ込み一式価格のメガネ屋さんとかだとフレームがなんとも言えないヤツしかないというジレンマ。
いったん何か欲しくなるとあれやこれや色々欲しくなる病気のわたしですが、またこの病気が発生しました。