アメリカンな革靴
アメリカの革靴といえばオールデンとかアレン・エドモンズとかのが有名ですかね。
わたしがよく履いてるのはフローシャイムの昔の靴。
探してたけど状態のいいのがなかなかなくてやっと見つけて買った物です。
Made in USAなコードバンのフローシャイム・インペリアル、ロングウィングチップ。
いつも革靴は8Dくらいなんですがこれは9Aとかいうすごい細いウィズです。見た目も普段履いてる靴よりだいぶシュっとしてますね。1点物のヴィンテージでAというウィズに若干不安を覚えながら試着してみると、指先はあまりますが案外自分の足に良いフィット感だったのでそのまま買いました。(このウィズだったからだいぶ安く買えたんだと思います)
アメリカ靴の無骨でありつつも、柔らかなフォルムが好き。
こいつは70年代位のなのだったかな?
スラックスはもちろんジーンズにもショーツにも合ってくれる懐の深さがあります。
茶色のウィングチップなのでゆる~い服装の時に履くと少しピシっとさを加えてくれ、逆にカッチリした格好の時に履くと若干の緩さを加えてくれます。
ちょうど良い感じで自然な皺も入りコードバンの色も抜けてきつつ、磨けば答えてくれて光るので稼働率も手入れ率も高くなってます。まだ革もモチモチしています。
現行のフローシャイムはもう見る影も無くショボショボというかまったく違う靴なんで、まず購入する選択肢に入りもしないのですが、昔の物は作りも丁寧で品質も良いです。そういうのは革靴やスニーカー、服とか何の工業製品でもそうですが時代的に仕方のないことなんですかね。